ヒートショック対策滑りにくい床材引き戸手すり段差風呂場住宅内事故家庭内事故高齢者実家リフォームバリアフリー新潟市 リノベーション新潟県 リノベーション新潟市 リフォーム新潟県 リフォーム新潟市新潟県 新潟市のバリアフリーリフォーム/リノベーション 風呂場編(担当:事務美)
2021年12月15日更新
こんにちは❣
新潟市の、リノベーション&リフォーム専門店 TED HOMES ブログ担当の事務美です🙋🏻♀️💕
もう雪がちらほら降ってきましたね⛄
わたくし事務美、寒すぎて超極暖ヒートテックを購入しました!✨
とっても暖かくてびっくりしました!もうそれ無しでは外に出られません😲(笑)
バリアフリー
バリアフリー(barrier-free)とは、対象者である障がい者を含む高齢者等が、社会生活に参加する上で生活の支障となる物理的な障害や、精神的な障壁を取り除くための施策、若しくは具体的に障害を取り除いた事物および状態を指す用語です。(参照:Wikipedia)
バリア(障壁)をフリー(取り除く)にするという意味なのです。
バリアフリーについて~ポイント 居室編~(担当:事務美)|ブログ|新潟市のリノベーション&リフォーム専門店テッドリノベーション (ted-renovation.com)
以前にもお話したように、『65歳以上の高齢の方の事故は、実は7割以上が家庭内で起きている』のです。
住み慣れた環境の自宅であっても、年齢を重ねるごとに少しの段差でつまづいてしまったりバランスを崩して転倒してしまう事もあるのです。
離れた場所で暮らしている方は、何かあった時にすぐに駆け付けられないことを不安に思われるかと思います。
一緒に暮らしている方でも、介護・介助がしやすいように住まいをリノベーションする方も増えています。
身体の不自由な方も、そしてその方を介護・介助する方にも快適で暮らしやすい環境を作っていくことが大切だと思っております。
長年住まわれるお家、年齢を重ねるにつれて至る所に不安を感じることがあるかと思います。
高齢になり、身体が不自由になってからバリアフリーを検討するのでは、時間もかかりますし身体的にも不安かと思います。
その為、バリアフリーの早めの備えが必要なのではないでしょうか。
そして今現在、ご家族に高齢者や身体の不自由な方がいなくても、バリアフリーを意識して設けておくことでご家族の誰もが快適で暮らしやすい環境となるのです。
それでは、バリアフリーリフォームにあたってのポイントを解説していこうかと思います。
風呂場
清潔な身体を保つために毎日使う風呂場は、家庭内で最もバリアフリー化するべき場所の一つだといえます。
滑りにくい床材
風呂場は、足元が濡れていると非常に滑りやすく転倒するリスクがあるため、滑りにくい床材を入れる必要があります。
万が一転倒した際のために、クッション性のある床材を入れることで重症化するリスクを減らすことが出来ます。
また、水捌けのいい床材や水捌けのいい構造にすることが望ましいといえます。
段差を取り除く
通常風呂場は水が流れ込まないよう洗面所(脱衣所)より少し低めに設けられているため、段差が生じ転倒するリスクがあります。
高齢者の負担にならないよう、風呂場と洗面所(脱衣所)との段差は2㎝以下が望ましいといえます。
引き戸または折れ戸にする
開き戸が内開きの場合、万が一風呂場で転倒などの事故が発生した際、倒れている人にぶつかってしまい外側から開けることが出来ません。
そのため、開き戸ではなく引き戸または折れ戸が望ましいといえます。
また、風呂場が狭い場合でも、引き戸や折れ戸にすることでゆとりを持って開け閉めすることができます。
さらに、扉に使用するガラスを割れにくいものにすることが望ましいといえます。
手すりを設ける
風呂場での転倒するリスクを減らすために、手すりを適切な場所に設置する必要があります。
また、立ち座りの補助に適したL字型の手すりが望ましいといえます。
・風呂場の出入り口の壁(転倒防止)
・浴槽から出る際につかまりやすい位置(立ち座りの補助)
・洗い場のつかまりやすい位置(立ち座りの補助)
・浴槽の内部(浴槽内で姿勢を維持)
ヒートショック対策をする
高齢者の風呂場での死亡事故の多数を占めているのがヒートショックです。
ヒートショックとは、冬場などに身体の冷えた状態から熱い湯船に浸かることで、温度の大きな変化によって急激に血圧が変動してしまうことです。
風呂場及び、洗面所(脱衣所)に断熱材や暖房機能を設置することで、急激な温度の変化を防ぐことが出来ます。
非常ブザーを設置する
万が一事故が発生した際、すぐに駆け付けることが出来ないと死亡事故に繋がるリスクがあります。
そのため、防水の非常ブザーを設置することにより、もしもの時にすぐに助けを呼ぶことが出来ます。
広さを確保する
一人で入浴が出来ている高齢者でも、いずれ介助を要することを想定して、ゆとりを持って介助者が動くが出来るような広めな浴室を設けることが必要です。
また、介助やサポートのしやすいよう、十分な設備を設けることが望ましいといえます。
バリアフリー仕様の浴槽にする
浴槽の縁が高めであると、風呂場の床から浴槽をまたぐ際に転倒するリスクがあります。
高齢者にとって足の上げ下げは大変困難なため、30~40㎝程の低めの浴槽が望ましいといえます。
普段私たちが難なく使用している風呂場は、実は身体の不自由な方にとっては大変危険な障壁がたくさん隠れているのです…。
滑りにくい床材、段差を取り除くこと、引き戸を入れること、手すりを設けることの必要性を感じます。
また、ヒートショックによる死亡事故は多数あるため断熱材や暖房機能の設置をお勧めします。
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事務美